英会話スクールには、それぞれ特徴がある中でその特徴に応じて費用が決まる部分もあります。例えば、英会話スクールの中でも個別指導を中心に行っているところは、生徒のペースに合わせて勉強を進めることができる点において非常に魅力的と言えるでしょう。ただ、個別指導は複数で行うグループ学習等と異なり費用が高い傾向にあります。少し考えればわかりますが、1人の先生に対して4人の生徒がいるグループ学習等は1回の授業につき4人分の授業料を取ることができるわけです。これに対して、マンツーマン指導の個別指導ならば、1人の先生に対して生徒が1人しかいないためどうしても人件費の確保の問題から生徒の支払う費用が多くなってしまっても仕方がないところです。このように考えれば、よほどこだわりがない限り、費用が安いところを選ぶのが基本になるでしょう。ただ、初回の費用が安いところでも後になって請求してくるようなところもあります。よくあるのは、暖房代を始めとする光熱費や教材費を他の英会話教室よりも余分に請求してくるところがあるわけです。英会話教室のオリジナルの教材を使っていますと説明すれば、他の市販の教材に比べると高くなることは理解できるはずです。このように、それぞれの教室を比較し総合的にどのようになるかを明確にしておくべきです。
英会話教室を比べることでわかることが、様々なものがあります。例えば、講師を比較するだけでその英会話教室の特徴が分かります。講師は、外国人講師が基本になりますがその中でもアメリカやイギリス出身の講習は授業料が高い傾向が見受けられるでしょう。何故かと言えば、日本人の英語のイメージは、アメリカ人よりギリス人が話す英語だからです。最近は、フィリピン人やインドネシア人などが話す英語の英会話教室もあります。アメリカ人はイギリス人の講師と比べても遜色はありませんが、どちらかと言えば人気が落ちる傾向にあるでしょう。やはり訛っていることを気にする人が多いからです。本格的な英会話をスタートするならば、しっかりとした発音の先生にお願いをしたいと考える人がでも無理はないです。ただ、現実的に考えれば多少訛りがあったとしても、日本人が身に付ける英会話自体は日本語訛りになっているはずです。そうだとすれば、どちらの英会話スクールを選んでもそれほど大きな違いはありません。もちろん人それぞれこだわりがある所ですので、絶対にイギリス人やアメリカ人などが良ければそれでも問題ありませんが、単純に英語を話すことができることが目的ならば、安い方がお得といえます。